諸国鍛冶代付之事
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諸国鍛冶代付之事(しょこくかじだいつけのこと)
刀剣書
- 天正19年(1591年)の奥書があり、「天正本」と呼ばれる。
値付け
- 三条小鍛冶宗近、粟田口国綱、藤四郎吉光、豊後行平、備前友成などが第一等とされ、100貫。正宗は50貫、備前則宗・光忠、貞宗は30貫、大和当麻が20貫、相州秋広が15貫、尻懸則長が10貫などとなっている。
- その中でも特に高いのが600貫の長光で、これが元で「大般若長光」の名が付けられた。
御物
- なお当時御物であった刀剣については、恐れ多いためとても値がつけられないということで平野藤四郎吉光が「不知代(だいしらず)」、不動正宗や本庄正宗なども「無代」となっている。
- つまり長光が日本刀中の最高値ということではなく、値の付くものの中では最高値ということである。
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