諸国鍛冶代付之事
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諸国鍛冶代付之事(しょこくかじだいつけのこと)
刀剣書
- 天正19年(1591年)の奥書があり、「天正本」(あるいは「天正本銘尽」)と呼ばれている。
- 日本古刀史 改訂増補版 - 国立国会図書館デジタルコレクションの第三章 鎌倉時代「正宗抹殺論反駁」の注として、引用されているものがある。
(注六)天正本銘尽「諸国鍛冶打代付之事、和州の極上廿巻安則、当麻其外或八十五巻行信或十貫則長、其以下五貫、京物の極上百貫宗近、其外或ハ卅貫国行、或廿貫国俊、粟田口極上百貫吉光、国綱、或卅貫国友久国等ノ類、又ハ五貫信国等也、或廿貫国安、有国、鎌倉ノ極上五十貫正宗、或卅貫貞宗、助真、或廿貫国光、国次等又ハ十五貫秋広、備前ノ極上卅貫助平則宗光忠守家等或ハ廿貫宗吉、兼光等或十五貫助宗、景光等、又ハ十貫義光、倫光又ハ五貫長義、備中ノ極上十貫次家、貞次、又ハ十貫正恒、備後ノ極上十貫後ノ正広、北國ノ極上卅貫義弘、或十五貫則重、或五貫国光、筑紫ノ極上百貫行平、或ハ卅貫定秀、左、或十貫西蓮、行正、又五貫実阿
値付け
- 三条小鍛冶宗近、粟田口国綱、藤四郎吉光、豊後行平、備前友成などが第一等とされ、100貫。正宗は50貫、備前則宗・光忠、貞宗は30貫、大和当麻が20貫、相州秋広が15貫、尻懸則長が10貫などとなっている。
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