古備前正恒(刀工)
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正恒(まさつね)
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七種の正恒
古備前正恒
同名正恒
- なお古備前の中でも「正恒」銘を切る刀工が数名いたと考えられている。
- 正恒(初代):永延年間、五郎左衛門尉。銘は「正恒」。
- 正恒(二代):長和年間。初代正恒である五郎左衛門尉の子。銘は「正恒」。
- 正恒:長元年間。本国奥州より移住した有正の子。奥州太郎と号す。
著名作
- 蜂須賀正恒
- 国宝。阿波徳島藩主蜂須賀家に伝来。法人蔵、ふくやま美術館寄託
- 銘 正恒
- 国宝。長71.8cm、反り2.7cm。八代将軍吉宗の将軍引退祝いとして、延享2年(1745年)10月19日に尾張家8代宗勝の嫡子尾張家9代宗睦が拝領した。昭和28年(1953年)11月14日重要文化財指定、昭和29年(1954年)3月20日国宝指定。なかご雉子股、わずかに切る。目釘孔3個。徳川美術館所蔵。
- 銘 正恒
- 拵 糸巻太刀。徳川吉宗寄進。大正2年(1913年)4月14日旧国宝指定。熊野速玉神社所蔵
- 銘 正恒
- 刃長二尺三寸七分五厘、反り五分。鞘書「明和二酉年若君様江 備前国正恒御刀長弐尺三寸八分半 代千貫覚了院殿(一橋初代徳川宗尹)御遺物三百十番」。重要美術品。目釘孔2個、うち下を埋める。
- 銘 正恒
- 国宝。長74.2cm、反り2.1cm。昭和12年(1937年)5月25日重要文化財指定、昭和36年(1961年)4月27日国宝指定。昭和55年(1980年)の「国宝・重要文化財総合目録」では高橋シヅ子氏所蔵(三井合名会社旧蔵)。文化庁所蔵。
- 太刀
- 銘「正恒」附 黒漆太刀拵。長78.4cm、反り3.8cm。鋩子乱れ込み。なかご生ぶ、栗尻。鞘長90cm。昭和8年(1933年)1月23日重要文化財指定。刀剣博物館所蔵
- 銘 正恒
- 国宝。長二尺六寸○四厘、反り八分二厘。目釘孔の下に「正恒」二字銘。昭和6年(1931年)1月19日重要文化財指定、昭和27年(1952年)3月29日国宝指定。文化庁所蔵
- 太刀
- 銘「正恒」長75.5cm、反り2.4cm。鎬造、庵棟。加賀前田家伝来。昭和12年(1937年)5月25日旧国宝指定。林原美術館所蔵所蔵
- 太刀
- 銘「正恒」長77.9cm。昭和17年(1942年)6月26日重要文化財指定。鋩子小丸ごころに返る。なかご生ぶ、栗尻。表に二字銘。公益財団法人香雪美術館所蔵
- 銘 正恒
- 国宝。長77cm、反り2.4cm。昭和6年(1931年)12月14日重要文化財指定、昭和28年(1953年)11月14日国宝指定。なかご少し磨上、雉子股形、先切。目釘孔2個。目釘孔下中央に二字銘。個人蔵
- 縄切正恒
- 「綱切」とも。佐々木四郎高綱が宇治川の合戦で使った名刀。
- 綱切り
- 足利又太郎忠綱の太刀。
備中青江正恒
- 太刀
- 銘「正恒」。備中古青江正恒の作。長二尺五寸八分、反り一分。もとは禁裏の蔵刀であったとされるもので、元禄以前の菊御紋の糸巻太刀拵が附く。徳川八代将軍吉宗が、元文元年(1736年)の当宮修理造営に際し奉納した物。造営の記録には同年9月15日に正遷宮が行われ、17日に将軍代拝として戸田越前守忠余が参向して奉幣、真の太刀1腰を奉献したことが記されている。総金具赤銅魚子地金菊花紋高彫紋散、金梨子地菊花蒔絵糸巻き拵が附く。国宝。鶴岡八幡宮所蔵
- 太刀
- 銘「正恒」刃長70.7cm、反り2.1cm。磨上げされており、寸法が短くなっている。重要文化財。東京国立博物館所蔵(小出英忠氏寄贈)
- 太刀
- 銘「正恒」徳川家綱寄進。附糸巻太刀拵。大正3年(1914年)4月17日旧国宝指定。愛知県滝山東照宮所蔵
- 銘 正恒
- 刃長二尺二寸六分弱、反り七分。伊東巳代治伯爵旧蔵。青江正恒。鞘書きでは「備前正恒」を「備中正恒」に直してある。
- 太刀
- 銘「正恒」長73.4cm、反り2.6cm。目釘孔2個。岡山城下児島町の米問屋の総年寄であった天野家に伝来したもの。岡山県指定重要文化財。
- 太刀
- 銘「正恒」長82.1cm、反り3cm。なかご中央に二字銘。昭和34年(1959年)6月27日重要文化財指定。林原美術館所蔵
- 太刀
- 銘「正恒」長73.1cm、反り2.5cm。昭和32年(1957年)11月5日岡山県指定重要文化財。岡山県立博物館所蔵
豊後紀の正恒
筑紫正恒
- 「紀正恒」。
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