注進物
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注進物(ちゅうしんもの)
鎌倉幕府が全国から注進させた刀工名簿
- 全国の業物を報告させ、それを正和2年(1313年)正月11日に刀工別にまとめたもの。
諸国に物の
勝 れて切れたること、証多く聞き及ぶを尋ね探りて、先代のとき記し定め置かれしものあり、同作注進繁多となり、又注進物の内、同銘多し、能々 分別あるべし、諸国銘別これを記す
刀工
- 大和
- 千手院行信、手掻平三郎包永、国重(相模新藤五郎)、大和長光、長円(豊後のち大和)
- 播磨
- 角国(播磨安頼子)、播磨時行
- 備前
- 備前三郎国宗、備前長原権守信房、信正、備前長船光忠、助近(備前または波平)、古備前助包、古備前吉包、守家、盛助、助行、備前福岡長則、宗正、助依、基近、介成、末光、永包、貞綱、高包、高綱、備前長船真守、政宗(三郎国宗子)、助久(助延子)、成宗、友綱(大和当麻友清子)、正恒、助村、備前長船長光、真光(備前貞真子)、真長(光忠弟)、実成(友成父)、古備前友成、真高、重吉(国安または重吉初銘)、元恒、久則、吉真(貞真子)、一文字(則宗子)、是助(助包父)
- 備中
- 恒次
- 周防
- 清真(筑紫二王三郎清綱父)
- 筑後
- 善行(吉行)、利延(筑後三池)
- 薩摩
- 行仁(薩摩住法師)
その他
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