新刀弁疑
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新刀弁疑(しんとうべんぎ)
Table of Contents |
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概要
- この中で、「慶長以来」とはっきり時期を明示したことで、この後慶長以降に作刀された刀を「新刀」と呼ぶことが広まった。
- さらに、二巻三巻で位列を示しており、ここでは上々作、上作、上之中作、上之下作、中之上作、中之中作、中之下作の7つに分類している。
概要
上々作列
- 津田助広、井上真改、堀川国広、肥前忠吉、埋忠明寿、高木助直、一竿子忠綱、主水正正清、一平安代、野田繁慶、長曽根虎徹、大與吾国重(水田大与五)、埋忠重義、小林国輝、丹波守吉道(初代)、丹波守吉道(祖父丹波)、大和守吉道(大阪)、河内守国助(二代)、坂倉照包、南紀重国、左陸奥守包保(左陸奥)、長曽弥興正、堀川国安、堀川住国儔、堀川住国改、堀川住正弘、平安城住美平
上作列
- 吉道、包保、國貞、貞則、治國、秀興、真了、吉道、國路、國助、久道、國光、正則、國平、國貞、正房、國平、吉道、祐國、久道、忠綱、忠吉、直道、正俊、信吉、包保、忠広、忠綱、金道、正近、國重、國康、忠行、國包、清信、君作、長吉、綱宗、正広、行廣、重次、國重、國重、忠國、國次、國重、忠廣、國虎、宗重、國貞、助廣、輝廣、包貞、安定、為康、歳長、弘幸
上之中作列
- 略
中之上作列
- 略
中之中作列
- 略
中之下作列
- 略
写本
- 所蔵館情報
- 日本古典籍総合目録データベース/館蔵和古書目録データベース:検索画面で書名に「新刀弁疑」を入れ検索。「新刀弁疑」を選択する。
- 下の方に表示される「山内文庫」ではイメージが閲覧できる。
増補版
- 増補訂正した内容で八冊本として出版したもの。
- 「中心(なかご)軌範」が大幅に増やされている。
新刀弁疑略(しんとうべんぎりゃく)
- 「新刀弁疑」が大部になったため、鎌田魚妙の子である真鰭(まひれ)が押形のみを抜粋し天明7年(1787年)に出版したもの。
参考
- ほぼ同じ内容のものがいくつかインターネットで公開されている。
埼玉県立図書館所蔵本
- 埼玉県立図書館/貴重書デジタル画像/(慶長以来)新刀弁疑 (ケイチョウイライシントウベンギ)
7巻本。増補版と思われる。
- 序文
安永八年歳在己亥夏六月念八日
四明井仲龍撰
東江源鱗書
- 奥書
鎌田三郎太夫著
安永八年己亥歳九月吉日
剞劂師 井上新七
井上清蔵
書肆 日本橋通三丁目 前川六左衛門
芝明神之前 山田屋三四郎
日本橋通 山田屋藤助
四明井仲龍:井上四明? 東江源鱗:沢田東江
- 内容 七巻本
- 或問
- 位列:上々作、上之上作、上之中作、上之下作
- 位列:中之上作、中之中作、中之下作
- 刄鑑、中心軌範 畿内
- 中心軌範 畿内、東海道
- 中心軌範 東山道、北陸道、山陰道、南海道、西海道、國不知
- 附録 角野壽見一書
バイエルン州立図書館所蔵本
- 新刀辨疑 - 藤原魚妙鎌田三郎太夫 - Google ブックス
7巻本。増補版と思われる。京都と江戸の両方の書肆印が入る
- 序文(同上)
- 奥書
鎌田三郎太夫著
安永八年己亥歳九月吉日
剞劂師 井上新七
井上清蔵
皇都書肆 三條高倉東江入 髙井勘兵衛
新町通姉小路上町 中江久四郎
江府書肆 日本橋通三丁目 前川六左衛門
芝明神之前 山田屋三四郎
日本橋通 山田屋藤助
四明井仲龍:井上四明? 東江源鱗:沢田東江
- 内容 七巻本
- 同上
山内文庫所蔵本
- 国立大学共同利用機関「国文学研究資料館」でデジタル化されインターネット公開されている。
- 新刀辨疑 - 高知県立図書館(山内文庫)
京都、大坂、江戸の3ヶ所の書肆が名を連ねている。
- 序文(同上)
- 奥書
鎌田三郎太夫著
安永八年己亥歳九月吉日
剞劂師 井上新七
井上清蔵
皇都書肆 三條高倉東江入 髙井勘兵衛
寺町通松原下町 勝村治右衛門
浪速書肆 中橋瓦町南江入 扇屋利助
江府書肆 日本橋通三丁目 前川六左衛門
同所壹丁目 須原屋茂兵衛
- 内容 七巻本
- 或問(15)
- 位列:上々作(46)、上之上作(48)、上之中作(51)、上之下作(59)
- 位列:中之上作(74)、中之中作(82)、中之下作(88)
- 刄鑑(102)
- 中心軌範 畿内(106)
- 中心軌範 畿内
- 中心軌範 東海道(194)
- 中心軌範 東山道(217)
- 中心軌範 北陸道(226)、山陰道(227)、山陽道(229)、南海道(240)、西海道(244)
- 中心軌範 國不知(267)
- 附録 角野壽見一書(280)
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