霞谷七人衆


 霞谷七人衆(かすみだにしちにんしゅう)

  • 往年のTVシリーズ忍者赤影で登場した、甲賀幻妖斎(げんようさい)に率いられた甲賀忍者の7人の精鋭集団。
    • 幻妖斎は、当初霞谷を本拠地として、霞谷七人衆に様々な指示を与えていた。
    • 配下を4人失った時、霞谷を離れ、京都で布教活動を行い、京都を占拠しようと企んだ。金目教の力を誇示するために、室町幕府の将軍・足利義昭を忍術で病気にし、快癒を祈る際、住人に金目教に帰依するよう説くが、赤影一行と闇姫の妨害により頓挫する。
    • 最後の賭けで金目像を動かして比叡山に迫るが、赤影に金目像を破壊された。
  1. 鬼念坊(きねんぼう):「鉄より硬い」と豪語し、刀や手裏剣、銃も通じず、刀身も圧し折るほどの鍛えぬいた身体を持つ怪力忍者。ただし鍛えようがない「目」が弱点で、赤影に左目を攻撃される。その後は特製のヘルメットとゴーグルをつけて現れる。
  2. 蟇法師(がまほうし):敝衣蓬髪の法師スタイル。洞窟で蛙を育てており、成長したものを「千年蝦蟇」として操る。
  3. 傀儡甚内(くぐつじんない):傀儡師の姿をした怪忍者。黒いストッキングのような薄布を被っていて、「忍法顔盗み」で他人に化けることができる。小さな傀儡人形を等身化して操る「忍法傀儡変化」という術を持つ。
  4. 悪童子(あくどうし):水玉模様の西洋風道化服を着け、奇声を発する小柄な忍者。黒い忍び凧に乗り、空中から火遁攻撃を行う。白影と凧合戦を繰り広げた末敗れた。
  5. 闇姫(やみひめ):甲賀のくの一。長い髪を歌舞伎の連獅子風に振り回し、暴風を呼ぶ「忍法髪あらし」の術で赤影を翻弄する。ただし髪を切られるとこの術は使えない。幻妖斎が自分を捨て駒に使ったため幻妖斎を裏切り、幻妖斎に追い詰められた末に屋敷の屋根から転落死した。いまわの際に金目像の秘密を教えた。
  6. 朧一貫(おぼろいっかん):身体を紙や紙吹雪に変えたり、平面化することができる巨漢忍者。光でバリアを作れる他、特大の刀も使う。登場時には歌舞伎の拍子木・柝(き)の効果音とともに現れる。
  7. 夢堂一ツ目(むどうひとつめ):自らの隻眼(左目)を空中に放り、巨眼「一ツ目」として操る。この目で人をさらう他、移動することもできる。さらに鎌を武器として使い、左目同様自由自在に操ることもできる。

Amazon Music Unlimited 30日間無料体験