豊前江


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豊前江(ぶぜんごう)  


無銘 江
名物 豊前江
2尺2寸5分(68.1cm)、反り1.5cm
重要文化財
個人所蔵

  • 御家名物
  • 郷義弘(江)の作と伝えるものの中で最も華やかな出来であり、同作中の優品であるとされる。
  • 鎬造、庵棟、重ね薄く、中鋒。鋩子は乱込み、掃きかけ金筋かかる。中心は大磨上、中心先栗尻、鑢目切、目釘孔1個。
  • 裏に「豊前江」朱書き

由来  

  • 号のいわれは不明

来歴  

  • 昭和24年(1949年)刊行の「山口県国寳重要美術品解説(デジコレ送信参加館限定」では、山口県宇部市在住の山田新松氏蔵。

    太刀 名物豊前江 宇部市山田新松氏藏

    この山田新松氏は、山口県の長生炭鉱の経営者であったという。同炭鉱は昭和4年(1929年)に竹中初太郎氏が創業し、昭和15年(1940年)に山田新松氏が引き継いだ。同炭鉱は昭和17年(1942年)に海水流入事故(183人死亡)を起こし事実上閉山したと記されるが、事故時点には経営者は頼尊隼太氏に代わっていたという。

  • この頃、岡野多郎松氏が所持している。ただし「備山愛刀図譜」(昭和33年刊行)を出す前に手放している。
  • 昭和31年(1956年)6月28日重要文化財指定。中沢暁氏蔵。
  • 昭和36年(1961年)の「正宗とその一門」では中沢暁氏所持。
  • 昭和43年(1968年)の「名物日本刀展」にも出品されているが、所有者が記されていない。
  • 昭和55年(1980年)の「新指定重要文化財 : 解説版」では田島良一郎氏蔵。

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