天井刳り正宗
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天井刳り正宗(てんじょうぐりまさむね)
刀
相州正宗の作
刃長二尺三寸
- 身幅広く大切先、表裏に樋をかく。
- 中心大磨上無銘。
- 差表に「寛永七年三月二十一日胴落 切手浦上十郎兵衛」、裏「寛永九年三胴落 切手中川左平太 黒田美作守所持之」と金象嵌。
- 浦上十郎兵衛は福岡藩士。中川左平太は千二百石取りの旗本で試刀家。
由来
- 由来は不詳。
- ある時、この刀を大上段に振りかぶったところ、切先は天井に届いていないにもかかわらず、天井板に刳った穴が開いたという。
来歴
- 筑前上座部三奈木(現福岡県朝倉市)の領主黒田元男爵家伝来。
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