増田来国次
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増田来国次(ますだらいくにつぐ)
短刀
九寸七分
- 長さについては異説があり、九寸七分のものには樋がないが、八寸九分としたものには表裏に樋が入るため、同名異物の可能性がある。
由来
- 増田長盛所持にちなむ。
来歴
- 元は豊臣秀次所持。
- いつごろか不明だが文禄年中には研師の木屋が入手し、秀吉に金8枚で売っている。
- 秀吉薨去後の形見分けで、増田長盛に贈られる。
増田右衛門尉 国次 金子五十枚
- 増田長盛は関ヶ原の役で西軍についたため、戦後領地没収、武州岩槻城主高力清長へお預けとなった。
- 大坂落城後の元和元年(1615年)5月27日、増田長盛は切腹を命じられ、国次の短刀は秀吉に没収される。
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