高木長光
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高木長光(たかぎながみつ)
- 備前長船長光の作
- 上杉家伝来で「上杉家御手選三十五腰」のひとつ
- 御家名物
- 刃文は丁字乱れ、鎺下に疵。
- 目釘孔2個、うぶなかご「長光」二字銘。
- 金梨子地金無垢合口打刀拵が附く。獅子牡丹の金物。
由来
- 「高木」のいわれは不明
- 上杉家宝物台帳には次のように記載される。
御重代三拾五腰ノ内、景勝公御書付ニ「上秘蔵 一 たかきなか光」
- いわれは不明ながら、上杉景勝により秘蔵するべく厳命されていたことがわかる。
- 佐藤寒山も本刀について書いている。
それはとにかくとして、上杉家には、重要美術品に認定された長光が五本もあって、その中で高木長光と号のある刀は謙信の枕刀として、金梨子地で鍔のない打刀拵がついており、古来有名な一本である。
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