神戸剣
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神戸剣(かむどのつるぎ)
神度剣
大量(おおはかり)、大葉刈(おほはがり)とも
概要
阿治志貴高日子根神 が天若日子 の喪屋を切り倒した際に用いた剣という。
経緯
- 葦原中国平定のために高天原から遣わされた
天若日子 と結婚した。天若日子が高天原からの返し矢に当たって死んだとき、下光比売命 の泣く声が高天原まで届き、その声を聞いた天若日子の父の天津国玉神 は葦原中国に降りて天若日子 の喪屋を建て殯を行った。
- その葬儀に
下光比売命 の同母兄である阿治志貴高日子根神 が訪れる。天若日子 の父天津国玉神 はその姿があまりにも天若日子に似ていたため、思わず阿治志貴高日子根神にすがりついてしまう。 - 死穢をまとった死者に間違われ怒った
阿治志貴高日子根神 は、この神戸剣(かむどのつるぎ)を用いて喪屋や祭壇を破壊してしまう。
大葉刈(おほはがり)
- 日本書紀の神代紀では大葉刈とする。
則拔其帶劒大葉刈(刈 此云我里 亦名神戸劒)以斫仆喪屋
(則ち其の帯し剣を抜き、以って喪屋を斫り仆せき)
阿治志貴高日子根神(アジシキタカヒコネノミコト)
大国主命 と多紀理毘売命 の間の子。同母妹が下光比売命 とする。
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