神保長光


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 神保長光(じんぼながみつ)


銘 長光
刃長二尺三寸九分五厘、反り九分

  • 鋩子乱れこんでわずかに返る。
  • 中心うぶ、目釘孔2個。「長光」二字銘。

 由来

  • 六千石の旗本、神保家伝来

 来歴

  • 江戸時代中期の大盗賊日本左衛門を神保美作守が捕らえた時の差料という。
  • 明治まで神保家に伝来する。
  • 本阿弥長識は「同作中、此の右に出づる物はない」と激賞したという。
  • 明治維新後、同家よりでたものが福地源一郎が入手し、赤銅小縁金七子地色繪桐紋の糸巻き太刀拵をつけた。

    特に福地源一郎氏の手に渡ったとき、福地氏は大いに喜び、さっそく「長光」に赤銅小縁金七子地色絵桐紋の、いわゆる天正金物と賞賛される太刀金物を求めて、糸巻太刀の拵えをつけたとある。

  • その後、萩昌吉、福住英勇、坂本金弥へと渡る。のち入札を行った際に細野次郎が購入した。
  • 細野家売立の際に、小泉策太郎(小泉三申)が八百円で落札するも、当時「神保長光」を訛って「貧乏長光」という悪口も囁かれていた。それを気にしたのか、伯爵伊東巳代治の盆栽三十余鉢と交換してしまった。
  • 鞘書に「世弥神保長光云々」
  • 昭和11年(1936年)伊東家の売立に出品され、6980円で落札された。
  • 昭和43年(1968年)の「日本刀全集」では丸山忠吉氏所蔵。

    明治維新後は、福地源一郎氏、萩昌吉氏、福住英勇氏、坂本金弥氏、細野次郎氏、小泉三申氏、伊東巳代治伯爵と、そうそうたる面々が所持したことが明らかなのも珍しい。これらの人々の手を巡ってきた伝来や、その世相を考えると、興味つきることがないのである。


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