最明寺殿評定分


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 最明寺殿評定分(さいめいじどのひょうじょうぶん)

  • 北条時頼のときに名のある刀工を選んだもの。
  • 「最明寺殿被評定分」

 概要

  • 5代執権北条時頼は、在職寛元4年(1246年)~建長8年(1256年)。
    • 戒名の最明寺道崇による。
  • 泰時評定分11工を除き、新たに22刀工を選定している。
    時頼の手による12ヶ条の裏書(「造忠心・作銘見分様」「太刀刀中心一夜に尤成様」など)もなされている。

 刀工一覧

  • 大和安則、河内有成、遠江関東、相州国弘、貞国、奥州行重、雲同、月山、盛国、伯耆為清、日乗、備前正恒助包、国盛、助盛、備前友成、筑後三池光世、豊前定秀、家重、豊後行平、薩摩正国、行仁。

西明寺殿評定分或説云、西勝園寺殿所々時代不分明、又次第不同
定秀豊後
家重
正國薩摩波平
行重舞草奥州
有成河内
行平豊後号紀新太夫
正恒備前
助包備前
國弘相州沼間住藤源次
關東遠江國住人、遠江國トモ打、圓修院トモ打
國盛備前大宮ト打
助盛備前國盛子
光世筑後三池田多
行仁薩摩法師
雲同奥州、後白河院之御宇或山内斎(雲)藤太夫
月山奥州或出羽秀平(衡)鍛冶
爲清伯耆國横瀬三郎太夫
日乗伯州長江住法師
盛國大同年中鍛冶眞(異)云々、奥州又和州
貞國相州山内瀧四郎太夫
友成備前
安則和州
以上二十二人

 写本

 評定分


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