斬鉄剣


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  • マンガ・アニメ作品に登場する架空の刀。

 斬鉄剣(ざんてつけん)

  • 「また、つまらぬ物を斬ってしまった・・・」で有名な、ルパン三世に登場する石川五右ェ門の愛刀。
  • こんにゃくは切れない。

 製造

  • 「ルパン三世」において、斬鉄剣は(五右ェ門の先祖である)石川五右衛門が雄刀と雌刀のペアで作ったものとされ、雌刀は五右ェ門が落とし穴に落としてしまったという。300年に一度、鉄はおろか人さえも斬れぬなまくらになるという。
  • 虎鉄、良兼、正宗という名刀を溶かし打ち直して作ったという。
    良兼
    架空の刀工名。任侠国定忠治の愛刀であるとされる小松五郎義兼をもじったものとされる。後述
  • あるいは「竹内文書」に登場する謎の金属「緋々色金(ひひいろかね)」を使用して作られたとも。
  • ルパン二世がその製法を記した秘伝書を起こすが、示刀流総裁がそれを奪ったとされている。
  • 原作漫画では斬鉄剣ではなく隕石(流れ星)を原料として作った事から「流星(ながれぼし)」と呼んでいる。TVスペシャルでは五ェ門の先祖が発明した特殊合金から作られたとされる。
    名前から考えると、後述する榎本武揚の「流星刀」をモデルにしたのではないかと思われる。

 石川五右ェ門

  • 石川五右ェ門(五ェ門)は、「ルパン三世」シリーズでルパンの相棒として登場する架空の人物。
  • 斬鉄剣の持ち主。
  • 安土桃山時代の大泥棒石川五右衛門の末裔で十三代目という。柔道・空手・剣道を組みあわせた示刀流武術の達人で居合の達人。




 小松五郎義兼

  • 国定忠治で登場する小松五郎義兼も実在の刀工

    義兼 よしかね
    「江州住雲竜子義兼」「上毛新田笠懸住雲竜子義兼作之」浅見にてもうつ。慶応。上野。(総覧・上工)「年紀」慶応三、明治□。<注>新田笠懸は群馬県新田郡笠懸村で、国定忠治の「小松五郎義兼」はこの作のようである。地元では、忠治の妻お玉の招きにより上州に住居したと伝えられている。
    日本刀銘鑑 :第3版 石井昌国 雄山閣)

  • 作刀も少なく本来は無名に近い刀工。しかし国定忠治の名とともに知られることとなった。
    国定忠治が小松五郎義兼作の刀を使ったという記録があるわけではなく、どの時点で小松五郎義兼を用いたという話になったのかは不明。たとえば大正年間の「近世実録全書」に収録されている国定忠治などでは、「先祖重代国定作」となっている。
     あるいは忠治の地元で語り継がれていたものを元に、新国劇の劇作家行友李風(ゆきとも りふう)が設定した可能性があるが、現在ではよくわからない。行友李風は「月形半平太」、「国定忠治」という二大傑作を書いた人物。
  • 近年は、TVアニメシリーズ「ルパン三世」に登場する斬鉄剣の元となった「良兼」なる架空の刀工のオリジナルではないかとされたことで知られることとなっている。

 国定忠治(くにさだ ちゅうじ)

  • 国定忠治は実在の人物で、江戸時代後期の侠客。
  • 小松五郎義兼作の刀を所持したという。
  • 文化7年(1810年)上野佐位郡国定村に生まれる。博徒となり、上州から信州一帯で活動し、「盗区」として一帯を実質支配する。
  • 天保の大飢饉で農民を救済した侠客として、講談・浪曲や映画、新国劇、大衆演劇などの演劇の題材となる。「赤城の山も今宵限りか」の名文句は有名である。

    赤城の山も今宵を限り、生れ故郷の国定の村や、縄張りをすて故郷を捨て、可愛い子分のてめェ達とも別れ別れになる門出だ。
    加賀の国の住人、小松五郎義兼が鍛えし業物、万年溜の雪水に浄めて、俺にゃあ生涯てめえという強い味方があったのだ。
    ※様々な作品で描かれ、細部は微妙に異なる。

  • 国定忠治の物語は昭和前期まで人気を誇ったが、その後任侠物の退潮とともに語られることが少なくなった。

 他の隕鉄刀

  • 隕石の鉄を用いて製作された、実在する刀剣について。

 流星刀(りゅうせいとう)

  • 榎本武揚が、明治23年(1890年)に富山県上市川上流で発見された鉄隕石「白萩隕鉄(白萩隕鉄1号)」を買い取り、刀工岡吉国宗に長短合わせて大小5口を製作したもの。

 隕星剣(いんせいけん)


銘「隕星剣」/「平成四年八月 立子山住人 将平作」

  • 1891年にアメリカ・アリゾナ州のディアブロ峡谷で発見されたキャニオン・ディアブロ隕石(Canyon Diablo meteorite)の一部を大野氏が購入し、若い頃からの知人である刀匠・藤安将平氏に依頼して平成4年(1992年)に製作したもの。

 天降剣(あふりのつるぎ)

  • 「ギボン隕鉄刀」
  • 1836年にナミビア・ハルタブ州で発見されたギベオン隕石(ギボン隕石とも、Gibeon meteorite)を使用して制作されたもの。
    ※隕石自体は約4億5千年前に落下したもので、現地人により武器などに使用されてきた。”発見”はヨーロッパ人によるもの。

 聖槍剣

脇指
銘 「以流星 広康作」/「平成二十三年七夕節」
号 聖鎗剣
刃長39.7cm、反り0.6cm

  • 刀匠・安藤広康氏による作。

 愛逢月(めであいづき)


銘 「以流星 岡山住人広康作 彫宗風」/「平成二十五年 愛逢月」
刃長2尺3寸3分(70.6cm)、反り6分(1.8cm)

  • 刀匠・安藤広康氏による作。
  • 刀身には「臨兵闘者皆陳烈在前」の九字、裏には北極星と北斗七星の金象嵌が入る。
  • 愛逢月とは、牽牛と織女が一年に一度巡り合うという七夕伝説の故事にちなんだ陰暦七月の異称。

 天鉄刀(てんてつとう)


銘 「小鍛冶 義人作」/「天鐵無窮我關故我在 松井孝典」

 天鉄刀II/天鉄刀III

短刀
片刃
天鉄刀II
銘 「二十五代 二十六代兼房」/「天鉄刀II 空宙博」
刃長15.0cm


両刃
天鉄刀III
銘 「二十五代 二十六代兼房」/「天鉄刀III 空宙博」
刃長17.3cm

  • 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の松井孝典館長が関市の刀工である二十五代藤原兼房刀匠(加藤賀津雄氏)と協働し、三振り製作したもの。

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