伏見貞宗

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伏見貞宗(ふしみさだむね)  

短刀
朱銘 貞宗/本阿(花押)
名物 伏見貞宗
1尺弱(30.2cm)
国宝
公益財団法人黒川古文化研究所所蔵

  • 相州正宗の子、貞宗の作で同工の一作風を代表する傑作。
  • 享保名物帳名物追加に記載されている名物

    伏見貞宗 長不明 加藤和泉守
    由緒、寸尺、代付未詳

  • 真の棟、差表に梵字と鍬形付き素剣。裏に腰樋。鋩子小丸。なかご生ぶ、目釘孔3個。無銘、差表に「貞宗」裏に「本阿(花押)」と本阿弥光温の朱銘。

由来  

  • 号の由来は不明

来歴  

  • もと江州水口藩加藤家に伝来のもの。朱銘は本阿弥光室が入れたもの。
    江州水口藩加藤家は、賤ヶ岳七本槍の1人として知られる加藤嘉明の孫(加藤明成の庶長子)、加藤明友が2万石で近江国水口城主となり立藩したのに始まる。水口城は造園の名手である小堀遠州(政一)の手によるものと伝わる。子の明英の代に寺社奉行から若年寄に昇進し加増を受けたために下野壬生藩に移封するが、のち後を継いだ加藤嘉矩が再び2万5千石で入封し、その後明治まで続いた。
  • 本阿弥光忠の三百貫の折り紙つき。
  • 明治になり本阿弥光遜氏が購入した後、黒川古文化研究所の黒川福三郎(3代幸七)氏に譲渡したという。
    ただし年代から考えると2代目黒川幸七ではないかと思われる。
  • 昭和のはじめに重要美術品指定。黒川福三郎氏所持。
  • 昭和29年(1954年)3月20日に国宝指定。
  • 現在は黒川古文化研究所が所蔵。




伏見貞宗(ふしみさだむね)  

短刀
八寸五分

来歴  

  • 水戸家にあり二百枚の代付けだった。
  • のち将軍家に献上される。
  • 宝永4年(1707年)に三百五十枚に格上げされた。