本阿弥光忠
本阿弥光忠(ほんあみこうちゅう)
本阿弥家十三代当主
三郎兵衛
忠陳
生涯
- 本阿弥宗家十二代光常の養子となる。
- 通称は三郎兵衛。諱は忠陳。
- 享保10年(1725年)9月20日没。
- 墓は光悦寺。
光常及光忠墓
同所。光達墓の左に並ぶ、表面に
南無妙法蓮華経
至信院光忠日深居士
通□(辶哀)院光常日行居士
至誠院妙諦日語霊尼
通性院妙春日□霊尼
右側に寶永七庚寅八月十五日、左側に寶永三丙戌年十月十五日と刻す、光常は光達が男、家業を継ぎ、光忠は光常が男、家を継ぎ、十三代となる、子光勇より世々相傅へ二十一代道太郎氏に及ぶ。
享保名物帳
- 八代将軍吉宗の命により、享保4年(1719年)11月に享保名物帳を献上したとされる。
- 光忠は、収集した情報を記録し「享保書上げ」という刀工調書にまとめた後、さらにそれを整備したものを献上している。前者を副本と呼び、後者(献上分)は正本と呼ばれている。
- 詳細は「享保名物帳」の項を参照のこと。
関連項目
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