百鬼丸
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百鬼丸(ひゃっきまる)
- 手塚治原作のどろろに登場する破邪の妖刀であり、刀を失った左腕に仕込まれた主人公の名前でもある。
醍醐景光(だいごかげみつ)
- 室町時代末期、加賀の守護大名・富樫政親の家臣である醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じる48体の魔像に天下取りを願い出てる。
- その代償として間もなく生まれる自分の子を生贄として彼らに捧げることを誓う。
- その後誕生した赤ん坊(百鬼丸)は、体の48箇所を欠損したヒルコのような体で生まれる。母親と引きはがされ、化け物としてそのまま川に流され捨てられてしまう。
- 医者である寿海に拾われた赤ん坊は、彼の手により義手や義足を与えられる。
百鬼丸(ひゃっきまる)
- 14年後、成長した赤ん坊は百鬼丸と名乗り、不思議な声に導かれるままに自分の体を取り戻す旅に出る。
- 自分の体の一部を持つ妖怪を退治する度にその部分を取り戻すことができ、それを目的とした旅を一人で行う。腕には仕込み刀、足には焼水(強力な酸)、鼻は爆薬など、体中に武器が仕込まれているほか、声帯も欠損していて、通常の会話は妖怪から声帯を取り戻すまでテレパシーと読心術で行なっていた。
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