榊原正宗
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榊原正宗(さかきばらまさむね)
刀
金象嵌 榊原式部太輔上之
大磨上
二尺三寸一分
榊原正宗
- 表裏に棒樋をかき通す。なかご大磨上。
- 目釘孔1個
- 打刀拵え、鍔は赤胴七子地の十文字透かし、鞘は青塗り
由来
来歴
- 元は榊原康政所持。この時に磨上を行い金象嵌を入れている。
- のち福島正則が入手。
- 関ヶ原の役後、薩摩の島津家久が初めて上洛する途中で、兵庫において福島正則に会し、互いに佩刀を交換した。その時に島津家に移る。
- 島津家久から四男である日州都城の北郷久直(都城島津氏)が拝領し、都城島津家の重代となる。
もとは北郷 氏。北郷久直は島津家久の四男として生まれ、のち北郷忠能の姉婿となり北郷氏を継いだ。
4代藩主島津吉貴の時代、正徳2(1712)年11月に島津家の家格整備が行われ、その際に島津筑後家(都城島津家)は、島津左衛門家(日置島津家)、島津周防家(花岡島津家)とならび「大身分」(一門四家に次ぎ、国老よりも上)に位置付けられた。
- 明治維新のころ、島津久寛が東京で打刀拵に新調し、差料とした。
- 太平洋戦争で焼失。
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