鶴岡八幡宮
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鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)
神奈川県鎌倉市にある(元)神社本庁別表神社
「鎌倉八幡宮」とも呼ばれる
- 武家源氏、鎌倉武士の守護神とされ、鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では知名度が高い。
- 2024年6月、鶴岡八幡宮は神社本庁から離脱した。
刀剣
- 数多くの刀剣類が寄進されている。
国宝
- 衛府の太刀
- 正しくは「沃懸地杏葉螺鈿太刀」。ほぼ同寸同形のものが2口あり、太刀の身はどちらも無銘。集古十種には「杏葉太刀図」および「太刀金具圖」が、また新編相模風土記稿には「二振は衛府太刀」「頼朝の帯せし物と云ふ」と記載される。
国指定文化財等データベース
鶴岡八幡宮 | 宝物:沃懸地杏葉螺鈿太刀2口 - 正恒太刀
- 銘「正恒」。備中古青江正恒の作。8代将軍徳川吉宗が、元文元年(1736年)の当宮修理造営に際し奉納した物。造営の記録には同年9月15日に正遷宮が行われ、17日に将軍代拝として戸田越前守忠余が参向して奉幣、真の太刀1腰を奉献したことが記されている。総金具赤銅魚子地金菊花紋高彫紋散、金梨子地菊花蒔絵糸巻き拵が附く
国指定文化財等データベース
重要文化財
- 太刀
- 金象嵌銘国吉。明治天皇が御親拝の折に奉納されたもの。大磨上無銘。中心に國吉と金象嵌銘。総金具赤銅魚子地金菊花高彫紋散、鞘は梨地菊花金蒔絵の立派な糸巻太刀拵がつく。
宝物[観る]|鶴岡八幡宮 TSURUGAOKAHACHIMANGU
※重要文化財の項 - 太刀 3口
大太刀
銘表「奉納八幡宮御宝殿北条左京大夫平氏綱」
銘裏「天文七戊戌年八月二日所願成就皆礼満足 相州住綱廣作」
長三尺二寸八分強(99.3cm)、反り5.1cm大太刀
銘表「奉納八幡宮御宝殿北条左京大夫平氏綱」
銘裏「天文七戊戌年八月二日所願成就皆礼満足 綱家作」
長二尺九寸五分(89.3cm)、反り3.6cm大太刀
銘表「奉納八幡宮御宝殿北条左京大夫平氏綱」
銘裏「天文七戊戌年八月二日所願成就皆礼満足 康国作」
長三尺三寸八分(102.5cm)、反り3.6cm- 天文7年(1538年)氏綱奉納。「相州住綱広作」、「綱家作」、「康国作」。
- 綱広は相州鎌倉鍛冶広正の子孫。初代綱廣(広)。はじめ正広という名であったが、この太刀献上の恩賞により北条氏綱より「綱」の字を授けられ、綱広と改名したと伝えられている。
- 綱廣作、康国作は棒樋を茎に掻き通し、綱家作は区下に掻き流す。また綱家作、康国作は添樋も入っている。
- 外装「桐鳳凰蒔絵糸巻太刀拵」、および中身「太刀〈各銘相州住綱広作、綱家作、康国作/〉」がそれぞれ、昭和59年(1984年)6月6日に重要文化財指定。
- 鶴岡八幡宮 | 宝物:北条氏綱奉納太刀
国指定文化財等データベース:桐鳳凰蒔絵糸巻太刀拵 / 国指定文化財等データベース:太刀〈各銘相州住綱広作、綱家作、康国作/〉 - ※なおこのうち康国作については、慶長5年(1600年)に家康が奥州に出陣の際、5月19日に当社を詣でた上で康国作を借り受け、陣中随身させたという。さらに大坂の陣の際には秀忠が同様に随身させたという。
- 太刀
- 銘「長光」9代将軍徳川家重奉納の太刀。宝暦3年(1753年)鶴岡八幡宮修復の際、9月17日に将軍家重の代拝として阿部伊豫守正岑が参向して奉幣し、真の太刀1腰を奉納したと伝わる。総金具赤銅魚子地金菊花紋高彫紋散、金梨子地菊花蒔絵糸巻き拵が附く
その他徳川家奉納
- 太刀
- 10代将軍徳川家治が本殿を造営した際に奉納した國村作の太刀。総金具赤銅魚子地金菊花紋高彫紋散、金梨子地菊花蒔絵糸巻き拵が附く
- 太刀
- 11代将軍徳川家斉が現在の本殿を造営した際に奉納した「肥前住播磨大椽藤原忠國」銘の太刀。総金具赤銅魚子地金菊花紋高彫紋散、金梨子地菊花蒔絵糸巻き拵が附く
関連項目
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