蜂須賀正恒


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 蜂須賀正恒(はちすかまさつね)

太刀
正恒
刃長77.6cm、反り2.6cm
国宝
ふくやま美術館寄託(法人蔵)

  • 古備前鍛冶正恒の作
  • 鎬造、庵棟、小鋒詰まり、腰反り踏ん張りがある。
  • なかごは生ぶで、勝手下がりの鑢目つき、目釘孔の下に「正恒」の二字銘が入る。

 来歴

  • 阿波徳島藩主、蜂須賀家に伝来した。
  • 昭和8年(1933年)1月23日に旧国宝指定。

    刀劔
    太刀 銘正恒 一口
    東京府東京市 侯爵 蜂須賀正氏
    (昭和8年 文部省告示第十五號)

  • 同年に同家を出て個人蔵。

    太刀 銘正恒 一口
    前所有者 東京府東京市芝區 蜂須賀正氏
    現所有者 京都府與謝郡 末次喬
    変更年月日 昭和八年十月二十三日
    (昭和8年 文部省告示第三百二十六號)

  • さらに後、わかもと製薬の社長夫人長尾よねが買い取った。
  • 昭和27年(1952年)3月29に新国宝指定。
  • 昭和後期には青山孝吉氏が所蔵していたようだ。

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