瓜実安則


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 瓜実安則(うりざねやすのり)

短刀
無銘(伝瓜実安則)
九寸五分(28.8cm)
上杉家蔵

  • 上杉家所蔵の別の短刀。
  • 生ぶ無銘とみられるが、瓜実形の目釘孔から清新太夫安則のことではないかと思われる。
    諸説あり判然としないが、大和の清新太夫安則だとすれば永延年間(987年~989年)ごろの作となる。一説に安則は豊後紀新大夫行平の子または弟子ともいい、その場合鎌倉時代前期の作となる。
  • 全体に反りがあり、なかごも僅かに反る
  • 表裏に棒樋を掻き流す。添樋は鎺元のみに残る。
  • 目釘孔4個、うち2個を埋める。

 由来

  • 2つある目釘孔のうち、茎尻のほうの長い孔が瓜実形のためという。

 来歴

  • 「上杉家刀剣台帳」の「乾」32号所載

    瓜実安則

  • 現在まで上杉家蔵

 関連項目

瓜実の剣


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