猿飛佐助
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猿飛佐助(さるとびさすけ)
- 立川文庫によると、信濃の鳥居峠の麓に住む鷲尾佐太夫という郷士の息子という設定で、本名は井辺武助である。戸隠の山の中で猿と遊んでいるところ、戸澤白雲斎に見出されてその弟子となる。甲賀流の忍者だが、甲賀の里で修行したという下りがない。
- 後に真田幸村に仕え、真田十勇士の第一として登場。大坂冬の陣、大坂夏の陣で忍術を使い徳川方を翻弄し、大坂夏の陣で徳川方に敗れた後、幸村と共に薩摩に落ちのびたという。
- 同じ十勇士で伊賀忍者の霧隠才蔵は、ライバルでもある。
モデル
- 上月佐助をモデルとするといわれる。上月佐助は、下柘植ノ木猿(しもつげのきざる)ともいう。
- また「淡海故録」および「茗渓事蹟」によれば、「三雲新左衛門賢持の子、三雲佐助賢春が猿飛佐助」となっている。
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