無荘刀
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無荘刀(むそうとう)
直刀
大刀の刀身
刀身79.3cm
正倉院所蔵
- 日本刀が登場する前の、直刀の時代の大刀の刀身
「無荘刀」とは1本の刀身を指す言葉ではなく、飾りのない刀身を指す代名詞。刀身79.3cmの無荘刀は、2014年に第66回正倉院展で一般公開されたもの。正倉院には23口の無荘刀が保管されている。
概要
- 保存されているのは刀身のみで、柄や鞘は失われている。
- 天平時代を100年以上さかのぼり、古墳時代の様式をとどめている。
- 目釘孔は3つで、ほぼ等間隔に並ぶ。
無荘刀
- 無荘刀とは、本来は「拵えのない刀身だけの刀」を指す言葉。
刀身のみにて荘飾を加へざる刀なり
- 「荘」とは厳かを意味しており、それが転じて厳かな飾りのない刀という名前になっている。
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