古今銘尽
Table of Contents |
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古今銘尽(ここんめいづくし)
刀剣本
著者不詳
七巻
概要
- 秘談抄、秘伝抄、その他の古伝書を集成したもので、万治4年(1661年)に研師兼鑑定家の竹屋理安により発行されたもの。
- 刀匠の銘尽、系譜、秘伝、刃文、茎の図示などを含み、「往昔抄」の押形なども多く採用している。
- 古今銘盡(ここんめいじん)
古今銘尽大全
刀剣本
日本橋南中通音羽町角 利倉屋喜兵衛
花房直三郎旧蔵
- 貞享4年(1687年)にはあらたに代付表が追加され古今銘尽大全になり、さらに享保元年(1716年)に「古今銘尽」に戻った。
- この「古今銘尽」が慶長八年(1603年)までの作品を掲載しており、これ以前を「古刀」と呼ぶことになった。
目次
- 一巻:系図秘談抄
- 二巻:番鍛冶二通
- 三巻:見極之事
- 四巻:見極之事
- 五巻:作惣名
- 六巻:心形像押形
- 七巻:心形像押形
- 八巻:附録
参照
- 早稲田大学図書館 古典籍総合データベース:古今銘尽. 1-8巻(古今銘尽大全)
元禄15年(1702年)に後刷されたもの。巻頭の書名は「古今銘尽大全」、二巻は「古今銘尽」、八巻は「銘尽大全附録」となっている。
- 国文学研究資料館:国書データベース
安永7年(1778年)の刊行。巻頭の書名は「古今銘尽大全」、57コマからが「古今銘尽」となっている。
関連書籍
古今類字銘尽(ここんるいじめいづくし)
- 「中村氏」により「古今銘尽」の人名を増補改編したものが、明和5年(1768年)に皇都書林 丸屋市兵衛・田中庄兵衛により刊行されている。
- 奥書に「作者 中村氏選」とある。
- 西尾市岩瀬文庫所蔵
古刀銘尽大全(ことうめいじんだいぜん)
- 寛政四年(1792年)に、古今銘尽を基本として改めて追加し仰木伊織により発行された。版元は田中庄兵衛
- 国立大学共同利用機関「国文学研究資料館」でデジタル化されインターネット公開されている。
- →古刀銘尽大全参照
校正古刀銘鑑(こうせいことうめいかん)
- →校正古刀銘鑑参照
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