千家十職
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千家十職(せんけじっそく)
千家の好み道具を制作する職家十家のこと
一覧
- 茶碗師
- 樂吉左衛門
- 釜師
- 大西清右衛門
- 塗師
- 中村宗哲
- 指物師
- 駒沢利斎
- 金物師
- 中川浄益
- 袋師
- 土田友湖
- 表具師
- 奥村吉兵衛
- 一閑張細工師
- 飛来一閑
- 竹細工・柄杓師
- 黒田正玄
- 土風炉・焼物師
- 永樂善五郎(西村)
起こり
- 宝暦8年(1758年)に行なわれた宗旦・百年忌の茶会の最終回には、樂吉左衛門、中村宗哲、土田友湖、竹屋・元斎、釜師・大西清右衛門、指物師・駒沢利斎、柄杓師・黒田正玄、鋳師・中川浄益、大工・善兵衛、表具師・奥村吉兵衛の十名の職方が招かれている(現在と比べ、飛来一閑と善五郎の代わりに竹屋・元斎と大工・善兵衛がいる)。
- 千家好みの茶道具を作れる職人は限定されており、行事や年忌における役割もあるため、徐々に職方は固定されていった。代々の家元によってその数が変動していたが、明治期に現在の十職に整理された。
- 大正時代に入り茶道界の復興と茶道具制作の需要が飛躍的に増えたころ、百貨店での展覧会の呼称としてはじめて用いられ定着した。
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