久能山の真恒
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久能山の真恒(くのうざんのさねつね)
太刀
銘 真恒
桐紋絲巻太刀拵
二尺九寸五分(刃長89.4cm 反り3.9cm 元幅3.5cm 先幅2.2cm 鋒長3.5cm)
国宝
久能山東照宮所蔵(静岡市駿河区)
- 白鞘鞘書
元和三巳年大徳院様御進献 備前国真恒御太刀
長貳尺九寸九分 表裏樋有之 反壹寸参分
安政五年戊午三月御砥 木屋常十郎
- 鎬造り、庵棟、切先猪首、重ね厚く、身幅広い。腰反り高く踏ん張り強い雄大な姿。
- うぶ中心、「真恒」の二字銘。
来歴
- 元和2年(1616年)4月に薨去した家康の遺命により、元和3年、久能山東照宮の社殿が造営された。
- 「久能山の真恒」は、その際に2代将軍徳川秀忠が久能山に奉納したものである。
朝廷から東照社に宮号「東照宮」が宣下されるのは正保2年(1645年)であり、それまでは正確には久能山東照社である。
- 同じ久能山東照宮所蔵の「ソハヤツルギウツスナリ」とは双璧とされる。
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