上古刀
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上古刀(じょうことう)
奈良時代以前に作刀された刀
反りのない直刀
上古刀 | 奈良時代以前。反りのない直刀 | |
---|---|---|
古刀 | 平安時代中期~桃山時代末期 | |
新刀 | 前期 | 慶長元年(1596)~慶安末年(1652) |
中期 | 慶安末年(1652)~元禄末年(1704) | |
後期 | 元禄末年(1704)~安永末年(1781) | |
新々刀 | 天明元年(1781)以降 | |
現代刀 | 明治9年(1876)以降 |
概要
- 日本刀の特徴の一つである「反り」が出現するのは、10世紀頃(承平・天慶の乱以後)と見られている。
- これより以前の刀は上古刀と呼ばれ、中国大陸より日本へ伝播した大陸様式の直刀となっている。
- 現在に伝わる上古刀には、正倉院や四天王寺に納められた刀剣がある。
伝承上の剣
上古刀から古刀へ
- 反りのない直刀から反りのある湾刀への変化は未だ明らかになっていない点が多い。
- この頃の伝説の刀工として、天国(あまくに)、天座、天庄、天行などがいたとする。また豊前に神息がおり、千日鍛え宇佐八幡の宝剣を造ったというが現存しない。
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