道芝露

道芝露(みちしばのつゆ)  

太刀
大磨上無銘
洛陽堀川住藤原国広上之/道芝露 木村長門守
刃長二尺三寸一分

  • 吉岡一文字助吉とされる。

由来  

  • 切り付け銘による。
  • 道芝露とは截断銘の一種で、道端の芝の露は触ればポトリと落ちる。それにかけて切味を示している。

来歴  

  • 木村長門守重成の佩刀で、元和元年5月6日若江の戦いで討ち死にした時に佩用したという。
  • 差表「洛陽堀川住藤原国広上之」と切りつけ銘、裏に「道芝露 木村長門守」と金象嵌。
    国広上之」は国広が磨上たという意味だが、これは偽銘とされる。
  • のち千石取りの旗本中根主税正和が入手。
  • 中根正和が遊女屋を放火の罪で闕所にしたうえに遊女まで売り払ったという罪で、元禄2年(1689年)閏正月21日に八丈島に島流しとなっている。
  • 刀は商人の手に渡る。
  • のち上州館林の秋元家で買い上げる。
  • 昭和6年同家の売立で、185円で落札される。