校正古刀銘鑑

校正古刀銘鑑(こうせいことうめいかん)  

本阿弥長根

  • 古刀銘尽大全」の修正版。
    古刀銘尽大全は、本阿弥家に伝えていたものを京都の仰木弘邦が密かに写しとり蛇足を加えたものであるとする。本阿弥の伝書自体が誤りが多いため、それらを正した内容となっている。
  • 長根が40年の歳月をかけ「留帳」その他を参照し、古刀鍛冶の系図と、刃紋、鋩子、鑢などを種類別に掲げた内容で出版したもの。
  • のちに秘伝が多く掲載され一般の目に触れさせたという理由で、本阿弥本家より絶版を命じられる。版木などを取り上げられ土中に埋められてしまった。
  • 長根は草稿をもとに複写するが、嗣子光佐はこれを売ってしまう。
  • この写本をのち尾関善兵衛が買い取り、配列を組み直して「掌中古刀銘鑑」として出版した。「掌中古刀銘鑑」の中の「古刀鑑定秘事録」がその写本部分であるという。


本阿弥長根