松浦川

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松浦川(まつらがわ)  

短刀
刃長一尺二寸一分

  • 表裏棒樋。中心うぶ。
  • 差表に「阿州泰吉作」、差裏には「永正十四年十一月三日(金象嵌)号 松浦川 斉藤利宗」と入る。
  • 十一月三日は鏨使いが異なるので追い刻とされる。永正も天正を直したようなもの。

来歴  

  • 斉藤立本の差料。
  • 斉藤立本(斎藤利宗)は、斎藤利三の3男で母は稲葉一鉄の姪。春日局は妹にあたる。
  • 利光、のち利宗。
  • はじめ父に従い明智光秀に仕える。
  • 山崎の戦いで兄の斎藤利康と共に羽柴秀吉軍の先方の高山右近と戦うが敗れたため、剃髪して立本と号し、降伏した。
  • 秀吉に許され、のちに還俗して加藤清正に仕える。
  • 慶長16年(1611年)に清正が亡くなると加藤家を出奔し、寛永6年(1629年)、妹春日局の口利きで将軍家光に拾われ、五千石を与えられた。