有楽来国光

有楽来国光(うらくらいくにみつ)  

短刀
来国光
名物有楽来国光(うらくらいくにみつ)
九寸一分五厘
国宝
個人蔵

  • 来国光(らいくにみつ)は、来国俊の子あるいは弟子。
  • 享保名物帳所載

    有楽来国光 在銘長九寸一分半 代五千貫 松平加賀守殿
    表刄秀頼公の御物、織田源五郎長盛入道有楽拝領にて所持なり、光甫取次利常卿御求め、淡路守へ進ぜらる御金の形に又々加州家へ来る

    • 有楽とは有楽斎織田長益のこと。

由来  

  • もとは豊臣秀頼の所蔵品であったが、織田有楽斎が拝領して所持したためこの名がつく。

来歴  

  • その後、有楽斎から本阿弥光甫の取次で前田利常が購入した。
  • 次男の前田淡路守利次(越中富山藩初代藩主、百塚侍従)に与えるが、利次が財政難から前田本家から金を借り、その借金のカタとして来国光が本家に戻された。
  • 以降加賀前田家に伝わる。
  • はじめ本阿弥光徳が百枚を付けた。その後五千貫にあがった。ただし前田家の記録には二百五十枚と書いている。
  • さらに文化9年(1812年)本阿弥長根が手入れをした時の控えが残る。
  • 1955年2月2日に国宝指定。