堀尾正宗

堀尾正宗(ほりおまさむね)  

短刀
無銘
九寸三分

  • 享保名物帳所載

    堀尾正宗 無銘長九寸三分 無代 松平薩摩守殿
    堀尾出雲守所持、反有り、表裏刀樋切鋒染忠先切

  • 真の棟、表裏に刀樋。差表の切先に染み。中心うぶ、目釘孔2個、無銘。

由来  

  • 堀尾吉晴所持

来歴  

  • もとは福島正則所持。
  • 正則は慶長16年(1611年)2月に梅忠明寿に金具を作らせ拵えを付けてすぐに、遠州浜松城主の堀尾吉晴に金百三十枚で売っている。
    慶長5年に三河池鯉鮒宿(ちりゅうじゅく)で水野忠重の出迎えを受け、加賀井重望を口論の末に斬った際にこの正宗を使ったという説があるが、それ以降の入手となる。
  • のち堀尾家では将軍家に献上。※堀尾家三代で所持していたとされ、年代からして吉晴の孫忠晴とされる。
  • 将軍家から水戸頼房に下賜。
  • 寛永元年(1624年)2月に大御所秀忠が水戸邸に臨んだ時に二字国俊太刀、相州行光の刀と共に献上している。
  • 寛永3年(1626年)正月に、薩摩の島津家久に与えている。
  • 以後島津家伝来。
  • 第二次世界大戦で焼失。