粟田口国綱(刀工)

左近将監国綱(くにつな)  

刀工
林藤六郎
通称藤六左近将監
粟田口六兄弟の六男
古刀最上作

概要  

  • 左近将監国綱は、通称藤六。
  • 左近将監、左近允、左衛門などに任じられ、のち入道したという。
  • 粟田口六兄弟の末子で、「藤六左近将監」などと称される。

逸話  

  • 隠岐御番鍛冶を奉仕したというが、後世の作り話とされる。
  • 北条時頼の招きに応じて鎌倉山の内に移住し、時頼のために天下五剣の一つ「鬼丸(鬼丸国綱御物)」を作刀したという。招いた人物は諸説あり、時政あるいは時宗ともいう
  • 足利義輝がとくに国綱を愛好したため献上刀には国綱の偽名を切って出したという話がある。

著名刀  

鬼丸国綱
二尺五寸八分半、銘「国綱」
善鬼国綱
二尺五寸五分
大国綱
二尺七寸五分
鳩丸
花山院家の家士岡野内匠介健則所持。岡野家伝来。集古十種所載。
日枝神社蔵
太刀 銘「国綱」長二尺二寸九分。延宝9年6月15日に、8代将軍吉宗が将軍宣下の祭礼に奉納したもの。附糸巻太刀拵は江戸中期のもの。
鈴浪(すずなみ)国綱」
三条家伝来の太刀。腰刃が鈴浪、急に高くなって寄せてくる浪に似ているところからの号。天文20年(1551年)三条公頼が周防の大内義隆邸で陶晴賢の乱に巻き込まれて死んだ時、所持しており行方不明となった。
千法師(せんぼうし)切り」
三好実休所持。ただし正真ではないという。
  • 鬼平こと火付盗賊改方・長谷川平蔵が愛用したとされる刀も国綱だという。

系譜  

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