唐柏

唐柏国信(からかしわくにのぶ)  

太刀
銘 長谷部国信
号 唐かし和
二尺六寸二分
重要美術品
個人蔵

  • 元来太刀であったが、打刀拵に直された際に茎棟を削いだために先が尖っている。
  • 目釘孔2個、「長谷部国信」の五字銘。
  • 黒漆塗合口打刀拵が附いていたが、米国から返還された際には紛失していた。

由来  

  • 「唐柏(からかしわ)」とは唐胡麻(とうごま)のことで、皆焼(ひたつら)に焼いた刃紋が唐胡麻に似ていることから名付けられたという。

来歴  

  • 上杉家に伝わる。
  • 明治24年(1891年)に今村長賀が拝見しており、「御拵前に同じ。貴重々々」と述べている。
  • 昭和13年(1938年)5月10日重要美術品指定。上杉憲章伯爵所持。

    太刀 長谷部国信ノ銘アリ(號唐柏)附打刀拵

  • 戦後占領軍により持ち去られており、長らく行方がわからなかったが、近年米国より刀身のみが返還されたという。


相州吉広  

  • 相州吉広作の刀に「唐柏」の異名がつくものがある。