千鳥の香炉

千鳥の香炉(ちどりのこうろ)  

青磁香炉 銘 千鳥
南宋時代のもの
徳川美術館所蔵

  • 円筒形で、三つの足が浮き上がる形態が千鳥が片足を上げるしぐさにたとえられ、この種の香炉を「千鳥形」と呼ぶ。
  • 蓋にも千鳥をかたどったつまみが付いており、盗賊の石川五右衛門が秀吉の寝所に忍び込んだとき、この千鳥が鳴(な)いたため捕らえられたと伝わる。
  • 古今名物類聚」などの名物記によれば、かつて武野紹鴎が所持し、豊臣秀吉、徳川家康と伝来、家康の歿後尾張家初代義直へと伝わったとされる。