倶利伽羅正宗

倶利伽羅正宗(くりからまさむね)  

短刀
名物 倶利伽羅正宗
八寸四分
個人蔵

  • 享保名物帳所載

    倶利伽羅正宗 無銘長八寸四分 代五千貫 紀伊殿
    表樋の中に倶利伽羅、裏梵字、蓮花有之、小出来にて大稲妻あり、松平紀伊守隠居の時上る、二百枚なり、家綱公為御遺物紀伊殿へ被遣

  • 表に倶利伽羅竜の彫り物が入る。

由来  

  • 倶利伽羅竜の彫り物より名付けられる。

来歴  

  • 家綱が薨去すると、延宝8年(1680年)6月その形見として紀州徳川家光貞へ贈られた。

    廿七日寺の御法會結願により。此日方々に遺物ををくらせ給ふ。紀伊中納言光貞卿に。倶利加羅正宗の小脇指に芝靈石の墨跡。安宮に茶壺(夏衣)。雪村筆花鳥屏風。

  • 昭和9年(1934年)2月紀州徳川家の売立のさい、4190円で落札された。
  • 現存し、個人所蔵。