七つ星正宗

七つ星正宗(ななつぼしまさむね)  

脇差
銘 正宗
七星正宗(火焔正宗
刃長一尺六寸五分

  • 相州正宗作の脇差
  • 作州津山藩松平家伝来。
  • 菖蒲造り。「正宗」の二字銘。

由来  

  • 乱れ刃に七星のあるところから名付けられた。
  • 一名「火焔正宗」とも。

来歴  

  • もとは尾張家老成瀬隼人正所持。
    秀康の没年から考慮すると、犬山藩初代藩主で尾張藩付家老の成瀬正成であると思われる。正成は寛永2年(1625年)1月17日没。
  • 成瀬家から尾張藩主に献上し、尾張徳川家から徳川家康に献上される。
  • のち結城秀康に与えた。
    結城秀康は慶長12年(1607年)閏4月8日に薨去なので、以上の来歴はそれ以前のこととなる。
  • その後、秀康嫡孫の津山松平家に伝来。
  • いつのころか、家臣の下山十郎右衛門に与えたという。
  • 将軍吉宗の時、所望され上覧に供している。この時、将軍家に献上しないかという内談があったが、藩主より拝領した事情を下山家から説明したところ、献上せずに済んだという。
  • のち藩主に献上。
  • 以後は津山松平家に伝来。