永禄銘尽


※当サイトのスクリーンショットを取った上で、まとめサイト、ブログ、TwitterなどのSNSに上げる方がおられますが、ご遠慮ください。

 永禄銘尽(えいろくめいづくし)

三好宗三の所蔵と見られる古剣書

 概要

  • 紙数14枚
  • 奥書に永禄2年(1559年)、永禄12年(1569年)と入る。さらに本文注に天文元年(1532年)からの逆算を記載している箇所があり、これが、三好宗三及びその子である三好政勝(為三入道)の記したものとされる。
  • 奥書

    三好宗三同新三郎殿秘蔵本とて冩す之。不可有他見の方、種々懇望之故也、当世之用不可過此。
    永禄弐年二月十三日

    右一冊雖モ斟酌候ト、難キ有リ蒙リ仰セ参リテ冩シ訖ハンヌ、落字等誠ニ慮外千万ニ候、殆ド不知人之嘲者也、堅可止他語者也
    于時 永禄十弐年三月日 弘照

 内容

 鍛冶

  • 諸国鍛冶を上作、中上作、中作、下上作、下作の5段階に分類し、見どころ、制作年代、名物作例を載せる。
  • 上作は、吉光宗近、久国、正宗国綱正恒信房、則国、友成となっている。

 巻末

  • 所載刀工数として「上作数十六、中上数拾五、中数丗九、下上数五拾九、下数百丗八、以上弐百五十七」とする。

 関連項目


AmazonPrime Video30日間無料トライアル