名物


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 名物(めいぶつ)

名物とは日本刀においてとくに姿が優れているものを指す
茶器においても名物、大名物の名称が用いられる

Table of Contents

 概要

 名物とは

  • 日本刀は機械化された工場で生産される工業製品ではないため、そのとき使った材料の質や、天候、刀工自身の体調や鍛え方などによってその仕上がりは様々であり、例えばおなじ三条小鍛冶宗近の作であっても、この刀は素晴らしい出来で、こっちの刀はあまりよろしくないということが、ままある。
  • そうした素晴らしい出来のものの中で、特に大きな蛇を切ったり、または人を切ったりすると、刀に固有名が付けられて呼ばれるようになる。奇瑞があったために「~と名付けた」「~と号した」というもので、これが「名(号)」である。
    いっぽう「銘」は刀工の名前や製作年月日を刻んだものであり、基本的には名物名とは異なる。ただし一部の刀に象嵌などで名物の名称を刻んだものも存在する。

 名物の成立

  • 「名物」という言葉が使われ始めたのは茶の湯の世界であるとされる。
  • 応永年間の「看聞御記」に次のように記される。

    良明房参、殊畏申。名壷献之。今夜田向有灯炉供養云々。

  • さらに「看聞御記」永享年間の条には名物号が付けられた名物が登場する。

    円壷号安計保乃

    足利義教が後花園天皇に献上したものの中に、「あけぼの」と号する茶入れの円壷があったという記事である。

  • ここで名物に「号」を付けて区別するという事が行われている。

 名物の条件

  • 何もかもが名物となるわけではなく、そこには一定の条件が付けられている。
  • 古くは天皇家の用いる道具が「御物」であり、天皇家に使われたという格式を持つ道具に対して名が付けられた。その後「御物」の対象範囲が足利将軍家へと広まったこともあり、御物は名物と呼ばれることとなる。
  • 享保名物帳が編纂された、江戸享保年間の茶書「源流茶話」は、名物の条件を次のように記す。

    名物と申ハ、一性、二形、三出来、相そろひたるを名人宗匠の撰出され、貴人の賞翫せしを申候。

  • つまり、「性」資質に優れており、「形」形姿が数奇の風流心に適っており、「出来」伝来を含み出現の仕方がしっかりとしていること。この三点を満たしつつ、さらに「名人宗匠」が鑑定し、選びだした品であり、さらに貴人が所持し、賞翫したものに限るというのである。(「名物刀剣の銘について」佐藤豊三)
  • これは名物刀剣の世界でも同様に引き継がれており、刀姿、形、出来が優れていることはもちろん、貴人が所持したという来歴が重要視される。
  • 刀剣の世界で名物を決定づけたのは「享保名物帳」であり、現代においても「享保名物帳」に所載された刀剣が「名物」の名を冠される。これは、これらの刀剣が様々な来歴を持ちつつ最終的に徳川将軍家や御三家、諸藩主家に所持されることで名物となったことを示している。


 名物の歴史

 名物の発生

  • 古くは「鬼を切った(鬼切・鬼丸)」「蛇を切った(大蛇切り)」などの化け物退治に使われたものや、「雷を避けた=切った(雷切)」「子狐が走りだして~~した(子狐)」などという不可思議な現象の名前が付けられたものが多い。時代が下がると「何人切った」などと物騒な名前になったりもする。
  • こうした「名(号)」が付けられたもののうち、最初は貴人が使った(所持した)ものが記録に残り始め、時代が下ると戦国大名や武将が使ったものなども記録に残るようになった。

 名物の広がり

  • 室町時代には日本刀が実戦での主力武器になったこともあり、多くの「名物」が登場する。「名物」という称号を用いるようになったのは室町時代とされ、武士の間では名物刀剣の蒐集に力を入れるものが現れた。
  • 室町幕府において、「銘物」という名前で全国の刀工のうち御所への進物として相応しい刀工名をならべた文書が残っている。

    足利将軍家所用銘物注文
     御物御用之銘物事
    一、京物
       宗近三条小鍛冶   定利綾小路   国盛大宮
       国行来太郎   国次
    一、粟田口
       國家粟田口   国友藤林   則国藤馬允
       久国   国安   国清
       有国   国綱   国吉
       国光   吉光藤四郎
    一、鎌倉
       行光藤三郎   正宗五郎入道   貞宗彦四郎
    一、大和
       (安則)清新太夫

  • 文明15年(1483年)、足利義政が東山山荘へ移った際に祝い物として贈られた日記にも献物として相応しいと見られていた刀工名がいくつか見られる。

    安家、近村、助真、吉定、末行、信国長光、助次、家吉、行光、宗近、長光、真則、宗光、正恒

    これらの中には名工の作ということで含まれているものが多いが、中には縁起の良い名前ということで選出されているものも含まれる。

  • 文明15年(1483年)6月27日、東山山荘へと移った足利義政に対して、諸大名らが祝いの品を送っている。

      六月十七日、戌寅
    一、御山荘御移徙來廿七日御禮事、可觸申之由、以齋藤小次郎奉之、
    赤松殿政則太刀、三千疋
    大内殿政弘同前
    六角殿高頼、御太刀持、助眞、千疋
    赤松伊豆元祐孫次郎殿、御太刀、御馬
    朝倉孫右衛門氏景、御太刀兼ね、吉定、千疋
    先例花御所御移徙之時御禮、

    廿七日、戌子
     御祝之時宜具不存知之、
    御所様室町殿爲御禮、卽有御成、御太刀、御馬進上
    管領畠山左衛門督殿政長、河州に御在陣雑掌土肥六郎右衛門尉、御太刀行光、三千疋
    同就今度御作事以下惣御奉行之御禮、御太刀宗近、貳千疋、御馬
    仍卽御拝領使上田、淵田、太刀長光、御馬
    畠山左衛門佐殿義統、能州に御在國、管領より御執次、御太刀眞則、三千疋
    同播磨三郎殿政照、阿州在陣、同前、御太刀宗光、御馬
    遊佐河内守長直、同在陣、御太刀、千疋
    讃州細川兵部少輔殿政之、阿波國に御在國、御太刀末行、三千疋
    山名殿右衛門督政豊、但州に在國、雑掌布施善左衛門尉、御太刀、三千疋
    赤松殿兵部少輔政則、播州に在國、雑掌上原對馬守、御太刀安家、三千疋
    武田大膳大夫入道殿宗動(國信)、泉州に在國、雑掌逸見三郎、御太刀末行、千疋
    同治部少輔殿信親、御太刀信國、御馬
    所司代(浦上則宗)、御太刀家吉、千疋
    大内殿、左京大夫政弘、貴殿御執次之、雑掌興文首座、御太刀近村、三千疋
    六角殿大膳大夫高頼、江州に在國、同前、雑掌粟井近江守景長、御太刀、御馬
    朝倉孫右衛門尉氏景、同前、御太刀吉定、千疋
    伊勢守殿(伊勢)貞宗、御太刀長光、御馬
    同兵庫助殿(伊勢)貞陸、依御歡樂無御祇候、御太刀助次、御馬
      以上、存知分ハかり少々記之
     
    廿九日、庚寅
    一、京極殿治部少輔政経、雲州に在國、御移徙御禮、御太刀政恒、三千疋
    (親元日記)

    この時、伊達政宗の五代前の当主伊達成宗は、同年10月10日に馬数百匹の荷駄を引き連れて上洛し、各所に太刀などを贈っている。主なものでは、義政に国綱、義尚に景光、細川政元に国綱、細川政国に安則、伊勢貞宗に正定、細川政国からの返礼で長光、畠山政長より二尺五寸の吉光などが登場する。

  • 永禄4年(1561年)、足利義輝が三好義興の邸に臨賀した際に、献物として用意された注文状が残る。

    永禄四辛酉歳三月晦日、三好筑前守(三好義興)就被申御成、進物事
    一、御太刀一腰、、御鎧一領、御弓征矢、御馬一疋、
      十七献参
    一、初献 御太刀一腰利光、 御馬一疋
    一、三献 御香合一堆朱、 御盆一枚堆紅
    一、五献 御太刀一腰友成、 御腹巻一領肩紅、惣紫
    一、七献 御太刀安綱、 御腰物宗近、号海老名小鍛冶
    一、九献 御絵ニ幅牧渓筆、 御盆一枚堆紅
    一、十一献 御太刀一腰貞實、 御小袖五襲 引合 十帖
    一、十三献 緞子五端色々、 御盆一枚金糸
    一、十五献 大紅線三斤、紅色々、 御盆一枚堆朱
    一、十七献 御太刀一腰景秀、 御馬一疋
      以上
    一、御太刀一腰、細川右京太夫殿進上、 ※細川氏綱
    一、御太刀一腰、三好修理太夫殿進上、 ※三好長慶
    一、御太刀一腰長光、筑前殿御劍拝領之御礼、
    一、御太刀一腰、松永弾正少弼進上、
    一、御太刀一腰、三好日向守進上、 ※三好長逸
    一、御太刀一腰、同下野守進上、 ※三好政康
    一、御太刀一腰、同弓介進上、
    一、御太刀一腰、同帯刀左衛門尉進上、
    一、御太刀十振 御馬十疋 内者住人御礼申進上之、
      細川右京太夫殿衆
    一、御太刀一腰、池田八郎三郎進上、 ※池田勝正
    一、御太刀一腰、多羅尾左近太夫進上、 ※多羅尾綱知

    ここでは友成安綱景秀長光などの刀工名に混じって「海老名小鍛冶」という固有の名物名も登場している。

 形状などによる号

  • また拵えなどの装飾品の発達に伴い、鶴の模様の拵え(刀の装飾品)が付いているから「鶴丸」、不動明王の彫り物があるため「不動」などの名前をつけて呼ばれたりもする。不動明王の彫り物がある刀は複数あるため、来国行作であれば「不動国行」などと由来+刀工名で呼ばれる。
  • 名物は名品であるとともに、由来などを示す特別な名称がついているのが特徴となっている。過半数が持ち主の名前であり、その人物の居住地や出所に関するものも多い。宗三という人が使った左作なので「宗三左文字義元左文字)」などがそれにあたる。

 名物の広がり

  • 室町~戦国時代の名物をとくに「足利将軍家御物(ごもつ)」または「太閤御物」と呼び、その後江戸時代に入った後に8代将軍吉宗によりまとめられた「享保名物帳」に収録された刀剣は一般に名物刀剣の評価が定着している。「名物の歴史


 種類別の命名由来

 持ち主に由来するもの

 形状によるもの

 切れ味由来

 地名由来

 保存場所由来

 所持者の官職由来

 拵えの金具や文様

 物語に由来

 愛称

 名物を記載した書物

  • 太閤御物刀絵図本阿弥光徳
    • 文禄三年(1594年)六月十四日:毛利輝元の求めに応じたもの
    • 文禄四年(1595年)五月十二日:宛名なし
    • 元和元年(1615年)十二月(埋忠寿斎写)
      • ※慶長20年(1615年)5月に大坂夏の陣があり多くが焼失し、その後元和元年(1615年)12月に書かれた。
  • 駿府御分物帳
    • 駿府御分物御道具帳(すんぷおわけものおどうぐちょう)
    • 元和二年(1616年)4月、家康が没した際の遺品形見分けを記録したもの。

 名物記載

 豊臣~享保

  • 著名な書物に見る名物の推移(豊臣~享保)
太三
太閤御物刀絵図文禄三年本(判明しているものは一之箱~三之箱、五之箱、七之箱を記載)
太四
太閤御物刀絵図文禄四年本
埋忠
埋忠寿斎本
駿府
駿府御分物帳
享保
享保名物帳
焼刃。本能寺の変、大坂落城または明暦の大火などで焼けたもの。
名称太三太四埋忠駿府享保備考
■藤四郎吉光
平野藤四郎在銘短刀
薬研藤四郎在銘短刀
一期一振大坂焼物、額銘太刀
鎬藤四郎(凌)在銘短刀、明暦焼失
骨喰藤四郎無銘、明暦焼失
鯰尾藤四郎在銘脇差
江戸新身藤四郎在銘短刀、明暦焼失
大坂新身藤四郎在銘短刀
親子藤四郎在銘短刀
清水藤四郎在銘短刀
庖丁藤四郎明暦焼失?
庖丁藤四郎ほうてう、中之御腰物
庖丁吉光清水、大坂物上々御脇差
朱銘藤四郎朱銘短刀
無銘藤四郎無銘短刀
烏丸藤四郎在銘短刀
岡山藤四郎在銘短刀
乱藤四郎在銘短刀
後藤藤四郎在銘短刀
厚藤四郎在銘短刀
信濃藤四郎在銘短刀
増田藤四郎在銘短刀
前田藤四郎在銘短刀
朝倉藤四郎在銘短刀
毛利藤四郎在銘短刀
鍋島藤四郎在銘短刀
岩切藤四郎長束藤四郎、在銘短刀
豊後藤四郎在銘短刀、明暦焼失
飯塚藤四郎足利飯塚、在銘短刀、明暦焼失
長岡藤四郎在銘短刀
車屋藤四郎在銘短刀
米沢藤四郎在銘短刀、明暦焼失
大森藤四郎在銘短刀
塩河藤四郎在銘短刀
真田藤四郎在銘短刀
樋口藤四郎朱銘短刀、明暦焼失
■五郎入道正宗
若江正宗無銘短刀
十河正宗若江十河正宗
三好正宗無銘短刀、明暦焼失
切刄正宗
大坂長銘正宗在銘短刀
江戸長銘正宗在銘短刀、明暦焼失
上り竜正宗八寸四分、無銘短刀
のほりれう正宗上下竜正宗
豊後正宗無銘短刀
中務正宗桑名、象嵌極め銘刀
池田正宗象嵌極め銘刀
毛利正宗象嵌極め銘刀
敦賀正宗無銘刀
大垣正宗無銘刀
会津正宗無銘刀
金森正宗無銘短刀
笹作正宗無銘刀
のた正宗
後藤正宗象嵌極め銘刀
早川正宗象嵌極め銘刀
福島正宗象嵌極め銘刀
本庄正宗無銘刀
若狭正宗無銘刀
篭手切正宗無銘刀、切付
式部正宗榊原、無銘刀
太郎作正宗無銘刀
島津正宗無銘刀
観世正宗無銘刀
石田正宗切込、無銘刀
武蔵正宗無銘刀
夫馬正宗在銘短刀
不動正宗在銘短刀
和歌山正宗和歌山鷺ノ森、朱銘短刀
朱判正宗朱銘短刀
芦屋正宗朱銘短刀
小松正宗無銘短刀
岡本正宗無銘短刀
前田正宗無銘短刀
伏見正宗無銘短刀
九鬼正宗無銘短刀
日向正宗堅田、無銘短刀
倶利伽羅正宗無銘短刀
道意正宗無銘短刀
堀尾正宗無銘短刀
宗瑞正宗無銘短刀
一庵正宗無銘短刀
小玉正宗無銘短刀
庖丁正宗スカシ、七寸一分半、無銘短刀
庖丁正宗七寸三分、無銘短刀
庖丁正宗八寸、無銘短刀
小池正宗無銘寸延び短刀
毛利正宗象嵌極め銘脇差
江雪正宗在銘短刀、明暦焼失
石井正宗秋田石井、無銘刀
伏見正宗無銘刀、明暦焼失
菖蒲正宗無銘刀
対馬正宗無銘短刀、明暦焼失
大内正宗無銘短刀
片桐正宗紀伊国、無銘短刀
八幡正宗無銘短刀、明暦焼失
黒田正宗無銘短刀
二筋樋正宗無銘短刀
横雲正宗朱銘短刀、明暦焼失
■越中郷義弘
大江無銘刀
西方江無銘刀、明暦焼失
甲斐江無銘刀(甲斐国江
蜂屋江無銘刀、明暦焼失
常陸江象嵌極め銘刀
鍋島江無銘刀
中川江無銘刀
桝屋江無銘刀
稲葉郷象嵌極め短刀
北野江象嵌極め短刀
桑名江象嵌極め短刀
松井江朱銘刀
富田江無銘刀
五月雨江無銘刀
横須賀郷無銘刀
長谷川江無銘短刀
篭手切江象嵌極め銘脇差
上野江象嵌極め銘刀、明暦焼失
三好江無銘刀、明暦焼失
上杉江無銘刀、明暦焼失
肥後江無銘刀、肥後熊本紀州、明暦焼失
三好江無銘短刀
■その他
鶴丸国永太刀
不動国行太刀、明暦焼失
小国行太刀
新身国行
秋田国行短刀
松浦国行
鳥養国俊二字国俊太刀
愛染国俊二字国俊、短刀
結城来国俊在銘短刀
小尻通国光小尻通新藤五国光、寸延び短刀
有楽来国光短刀
後藤来国光短刀
池田来国光短刀
塩河来国光塩川、短刀
新身来国光寸延び短刀
鳥飼来国次鳥養国次、短刀
秀祐来国次源来国次、短刀
青木来国次短刀、明暦焼失
三斎来国次短刀、明暦焼失
戸川来国次短刀
増田来国次短刀
三日月宗近太刀
鷹巣宗近鷹巣三条、小太刀
海老名宗近海老名小鍛冶宗近、小太刀
大典太光世太刀
圧切長谷部国重、象嵌極め銘刀
童子切安綱太刀
大包平太刀
包平
二つ銘則宗太刀
鬼丸国綱太刀
善鬼国綱太刀
大国綱太刀
会津新藤五国光短刀
荒波一文字在銘短刀
南泉一文字無銘刀
千鳥一文字無銘刀
道誉一文字在銘短刀
浅井一文字在銘短刀
日光一文字無銘太刀
切刃貞宗無銘刀
奈良屋貞宗無銘短刀
切刃貞宗切刄、寸延び短刀
獅子貞宗無銘脇差
鍋通貞宗鍋通御脇差
御掘出貞宗無銘刀
斎村貞宗朱銘寸延び短刀
太鼓鐘貞宗無銘短刀
二筋樋貞宗大坂、無銘刀
亀甲貞宗無銘刀
大波高木貞宗無銘刀
長銘貞宗在銘短刀
伏見貞宗朱銘短刀
朱判貞宗朱銘寸延び短刀
上野貞宗無銘短刀
寺沢貞宗無銘短刀
北庄貞宗無銘短刀
宗喜貞宗無銘短刀
氏家貞宗無銘寸延び短刀
池田貞宗無銘寸延び短刀
物吉貞宗無銘寸延び短刀
別所貞宗無銘寸延び短刀
徳善院貞宗無銘脇差
安宅貞宗無銘刀
義元左文字三好、宗三、象嵌刀、明暦焼失
大左文字
小左文字
生駒左文字無銘刀
大織冠左文字
長左文字象嵌極め短刀
順慶左文字象嵌極め短刀
大西左文字無銘刀
織田左文字無銘刀
吉見左文字切付、無銘刀
道二左文字無銘刀
小夜左文字在銘短刀
楠左文字在銘短刀
伊勢左文字象嵌刀
分部志津無銘刀
浮田志津無銘短刀
桑山志津無銘刀
堺志津在銘短刀
稲葉志津朱銘短刀
戸川志津無銘短刀
安宅志津
大国吉脇差
抜国吉短刀
岐阜国吉短刀
太子屋国吉短刀、明暦焼失
桑山当麻八寸三分半、朱銘短刀
上部当麻八寸七分、朱銘短刀
村雲当麻無銘短刀、明暦焼失
大坂当麻無銘短刀
鉈切当麻無銘脇差
佐藤行光無銘短刀
不動行光無銘短刀
後藤行光無銘短刀
大島行光朱銘脇差
福島光忠太刀
池田光忠太刀
実休光忠
朝倉長光
青屋長光太刀
府中長光
香西長光太刀
てらき長光
みくぼ長光
津田長光津田遠江、太刀
鉋切長光太刀
蜂屋長光太刀
竹股兼光竹俣兼光太刀
大兼光象嵌極め短刀
相馬兼光大相馬、象嵌極め短刀
波泳ぎ兼光象嵌極め短刀
城井兼光無銘刀
吉田兼光在銘短刀
御鬢所行平太刀
注連丸行平しめ丸、太刀、明暦焼失
北野紀新大夫行平太刀
上野紀新大夫行平明暦焼失
地蔵行平太刀
秋田行平太刀、明暦焼失
大行平太刀
本多行平寸延び短刀
数珠丸恒次太刀
大青江象嵌極め短刀
小青江象嵌極め短刀
にっかり青江象嵌刀
鄙田青江太刀銘恒次
秋田了戒短刀
紅葉山信国寸延び短刀
村雲久国無銘太刀
御賀丸久国おんか丸
藤次郎久国
小脇差行平
香西長光
児手柏包永在銘太刀
白樫包永在銘太刀
桑山保昌桑山保昌五郎、在銘短刀
大倶利伽羅広光無銘刀
秋田則重短刀
小烏則重
今荒波則房太刀
乱光包在銘短刀
桑山光包無銘短刀
大三原象嵌極め短刀
日置安吉日置豊前、短刀
一柳安吉寸延び短刀
松浦安吉脇差
綱切筑紫正恒太刀綱切正恒
二日はざめ

 追加の部

名称太三太四埋忠駿府享保備考
乱藤四郎追加の部
北野藤四郎追加の部
シノ木正宗宗近正宗シノキ?
凌正宗追加の部
駒井追加の部
鍋通正宗無銘八寸二分半、追加の部
小吉郷(江)追加の部
会津貞宗一尺四分、追加の部
長岡貞宗一尺四分、追加の部
豊後来国次本多上野守、八寸九分、追加の部
俵屋了戒八寸九分強、追加の部
松浦信国尾張殿、二尺一寸九分、追加の部
上り竜信国尾張殿、一尺九寸、在銘短刀、追加の部
大国吉大久保加賀守、在銘一尺七寸五分、追加の部
日光長光二尺、追加の部
陸奥新藤五松平陸奥守、追加の部
矢目行光佐竹修理太夫、九寸一分、追加の部
成瀬行平成瀬隼人、追加の部
福島兼光在銘二尺五寸三分半、追加の部
岩切海部在銘二尺一寸九分、追加の部
権藤鎮教薙刀。在銘二尺二寸、追加の部
一国長吉一尺五寸二分、追加の部
碇切作銘不知、松平筑前守、追加の部
丈木作銘不知、松平加賀守、追加の部
鵜首当麻松平加賀守、追加の部
博多藤四郎八寸一分半、小笠原右近将監、追加の部
島津正宗磨上二尺二寸七分半、追加の部
無布施経真長二尺五寸三分、追加の部
脇屋江(郷)磨上二尺三寸一分、追加の部
山田江(郷)無銘二尺四寸、松平越後守、追加の部
村雲江(郷)磨上二尺二寸二分、追加の部

 昔之名剣御所之剣

享保名物帳の追記部分
往古の名剣や御所に存在する名剣のリスト


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